純米酒専門店『Japanese Bar KATSU』さん@高崎で新年会

高崎駅近くにある純米酒専門店『Japanese Bar KATSU(ジャパニーズバー克)』さんで新年会をしてきました。

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予約した時間より早く到着したので、1階の立ち飲み『Choinomi KATSU(ちょい呑み克)』さんで開店を待ちます。

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1度飲んでみたかった山形の十四代と会津の飛露喜(ひろき)があったのでいただきましたが、ミーハー過ぎて2階で頼んだら怒られそうな組み合わせです。笑

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おつまみも色々あって迷ってしまいましたが鯖のポテトサラダを選択。これで1,000円はリーズナブルですね。

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久しぶりに再開した友人と近況を報告しあっていたらあっという間に時間が経ち、マスターに声をかけられていよいよ2階へ。

階段の上がり口には大きく書かれた注意書きが…。ひとことで言うと「気に入らない客は追い出すぞ」的なことが書かれています。笑

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2階に上がると1階とは別世界が広がっていて、純米酒を愛してやまない店主を囲うように配置されたコの字型のカウンターとなっています。メニューはなく、お酒もおつまみも店主におまかせ。

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恐るおそるカウンターに座ると、いきなり〆のお吸い物を出されて「え、もう帰れってこと?(京都のぶぶ漬け的な意味で)」と焦りましたが、これは「お酒の前にお腹を温めて」という店主の気遣いだそうで、和らぎ水にもかなりこだわっています。

さらに友人にはポテトサラダが出されたにも関わらず私のお盆だけ揚げ出し豆腐。どういうことかお気づきになりましたでしょうか?

なんと1階でポテトサラダを頼んだ私だけメニューを変えてくださったんです!すごい気遣いだ…。

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最初にお酒の好みを伝えると、バッチリ私好みのお酒を選んでくださいました。さらに奥様が作ってくださるお料理が素晴らしい!ちょっとお高めの割烹・小料理屋に匹敵するくらいレベルが高く、ちびちびお酒を飲むのに最高です♪

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2杯目、3杯目…とすべておまかせで冷酒をいただきましたが、前のお酒の味を引き継ぐようなチョイスはまるで日本酒のフルコースをいただいているようです。

が、ここで流れをぶった切って「酉年だからなにかトリにちなんだお酒をください」と頼んだところ、「酒はすべてトリ(酉)にちなんでるよ」と無下にされました。これは一本取られた。笑

でもちゃんと馥露酣(ふくろかん)を出してくれるあたり、優しさとユーモアを感じます。偶然ですがうちの近所の牧野酒造さんのお酒ですしね。

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さすがに冷やで5杯も6杯も飲んでいるとお腹が冷えてきたので、お燗もつけていただきました。純米酒をお燗にするのはもったいないような気がして普段はあまり飲みませんが、マスターにつけていただくお燗は”一番おいしく呑める温度”でとても美味しく、虜になりそうです。

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さらに一緒に行った友人おすすめのブルーチーズのハチミツがけは衝撃的なお味!ちょっと説明できない味ですが、意外と日本酒にあいます。

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〆はお正月らしい神様のお酒「斎香(さけ)」。齋は「清浄な・神聖な・無垢な」、香は、「食べ物・飲み物・お供え物」という意味があるそうで、お味も神ってます!笑

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元々純米酒は好きでしたが、こちらのお店で美味しいお燗をいただいたら、ますます純米酒が好きになりました♪

居心地が良すぎて開店から閉店間際まで長居してしまいましたが、ある意味危険なお店ですね!笑

いつもならこのあと「2軒目行こー!」となるとこですが、今日はここだけで満足してそのまま帰りました。