Go To トラベルキャンペーンに対する見解

国土交通省官公庁による「Go To トラベルキャンペーン」が決まったようですね。

Go To トラベル事業
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001351403.pdf

正直に言うとこのニュースを知ったとき「ほんとにやるの?大丈夫なの?」と半信半疑で、キャンペーンについての詳細もまだ伝わってきておらず困惑しています。

観光・宿泊に携わる者としては歓迎すべきなのでしょうけど、個人的には手放しで喜べないというか・・・

私としては「感染防止に留意しながらの旅行は賛成だけど、必要以上に煽るようなキャンペーンは反対」という見解です。

いま旅行を計画している人はきっと、コロナ感染防止を念頭に置きつつ、細心の注意を払って旅行の準備している方がほとんどかと思います。

でもこんなキャンペーンなんて始まったら「政府が旅行を後押しするくらいだからもう自粛しなくていいんだー」って開放的な気分になってしまいそうで怖いです。

ここ数日でまた感染が拡大しつつある中で、みんなが羽目を外すような旅行をしたら結果は目に見えています。

ただし、コロナ禍にいることを忘れずに、感染防止策をとりつつ、場所を選んで旅行を楽しむ分には問題ないと思っています。

うちにお泊まりいただくお客様については、「ご家族や少人数の友人同士でご利用いただき、人気の観光スポットなど密になる場所は避け、買い物なども必要最小限に留める」ようなご滞在スタイルなら全然問題ないはずです。

こんなことを書くと、「そこまで制限されて旅行する意味があるのか」とか、「それじゃ家に居るのと変わらない」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

それでも、その制限の中で楽しめる人こそが、旅行しても問題ない人なのかな、と勝手ながら期待しています。

その代わり、お客様が別荘滞在を楽しんでいただけるよう設備を整え、感染対策を行い、安心してご利用いただけるよう準備してお待ちしております。

というわけで、ご友人同士かつ大人数でご利用になられる場合は、ご予約時にご宿泊をご遠慮いただく場合がございます(いまのところ該当するお客様はいらっしゃいませんが、強制ではなく、あくまでもご提案です・・・)。

個人的には延期や中止の可能性もあると思っていますが、準備だけはしておかないといけないので取り急ぎ「宿泊証明書」をご用意しました。
「領収書」と合わせて捨てずにお持ち帰りいただき、「Go To トラベルキャンペーン」に該当した際には後日担当窓口に申請していただければと思います。