追悼:ジョージ・マイケル

昨日、仕事帰りの新幹線でジョージ・マイケルの訃報を知りました。

よりによって街中に「ラスト・クリスマス」が流れている日に亡くなるなんて…。毎年流れる「ラスト・クリスマス」が、「THE ラスト・クリスマス」になってしまいましたね。

私の青春を支えた東の横綱が村上春樹だとすれば、西の横綱は間違いなくジョージ・マイケルでした。

高校時代はジョージ・マイケル関連のCD、ビデオ、書籍を手当たり次第に買い漁り、ポスターやカレンダー、特製パネルを部屋に飾るくらいのファンだったので、かなりショックを受けましたが、一日経ってようやく平静を取り戻せたので、追悼の意を込めて思い入れのあるCDなどを紹介しながら振り返ってみたいと思います。

まずは、WHAM!(ワム!)解散後にソロ歌手として1,500万枚を売り上げる大ヒットとなった1stアルバム「FAITH」から一転、酷評された2ndアルバム「LISTEN WITHOUT PREJUDICE Volume One」。

これをきっかけに所属レーベルと法廷闘争になるなど、ここからすべての歯車が狂い始めた気がしますが、「偏見や先入観を捨てて聞いて欲しい」というアルバムタイトルは、最期までジョージ・マイケルが抱えていた心の葛藤に思えてなりません。

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そしてジョージ・マイケルといえば忘れてはならないのが(みんな忘れていると思いますが。笑)「ワム!」の片割れのアンドリュー・リッジリー。

ジョージ・マイケルの横でギターを弾いているフリをしているだけの飾りとか、歌のパートはコーラス担当とか散々酷いコトを言われ続け、解散後ソロアルバムを1枚だけ出しましたがビックリするほど売れず、そのまま引退。

でも私はジョージ・マイケルと同じくらいアンドリュー・リッジリーが大好きで、この唯一のソロアルバム「SON OF ALBERT」は高校時代の自転車通学時にヘビロテで聴いていたため、今でもこのアルバムを聞くと“群馬のからっ風”を浴びて自転車を漕いだ思い出が甦ります。

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ここで音楽雑誌から切り抜いた記事のスクラップブックを紹介したかったのですが、手元に見当たらないので代わりに1990年に出版されたジョージ・マイケルの自伝「裸の自伝」。

若くして成功し、30歳を前に自伝を書いてしまうところがアレですが、これを読んでからはどんな酷いニュースを耳にしてもジョージ・マイケルを好きで居続ける覚悟ができました。

ちなみに本名は「ヨルゴス・キリアコス・パナイオトゥー」というギリシャ系の立派な名前をお持ちですので「名字みたいな名前付けてんじゃねーよ」というディスりはやめてください。笑

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ここからはレアなCDを3点ご紹介。

20代の頃イタリアのミラノを旅行中に偶然見つけたCD。コンサートを盗聴して録音したような海賊版CDなので音質は最悪ですが、ライブの雰囲気がビシバシ伝わってきます。ジャケットの印刷もひどいな。笑

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これはジョージ・マイケルの親愛なる 恋人 友人であるエルトンジョンとのデュエットを集めたCD。これも海賊版っぽいですがジョージ・マイケルがエルトンジョンに歌をつなげる間が好きでよく聴きました。

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大学時代バイト代をすべて洋楽CD購入につぎ込んでいたとき偶然見つけた“Boogie Box High”の「outrageous」(誰だそれ?って感じですが、私も未だになぜこのCDを手に取ったのか謎)。

ブギー・ボックス・ハイ(Boogie Box High)はアンドロス・ジョージオなる正体不明な人物を中心に結成された謎だらけのバンドで、当時は「ボーカルの声がジョージ・マイケルにそっくりだなぁ」と思いながら聴いていましたが、10年後にネットでジョージ・マイケルが正体を隠して結成した覆面バンドだったことを知りビックリ!中古CD屋に売らなくて良かった~。

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最期は、フレディ・マーキュリー追悼コンサートで奇跡的なパフォーマンスを魅せたときの様子を収録したアルバム。ビデオは文字通り擦り切れるほど繰り返し観て、このCDは何千回も繰り返し聴きました。まるでフレディ・マーキュリーが降臨したかのようでしたね(そのままクイーンのボーカルに収まるって噂が立つほどでした)。

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ジョージ・マイケルが亡くなった今、もうニューアルバムを手にすることはできませんが、CDと心の中に存在し続けるから大丈夫。天国でもその美しい歌声を響かせてください。R.I.P.

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