先日パンカーラさんにお邪魔した際、奥様に紹介していただいた北軽井沢が舞台の絵本『森のはる なつ あき ふゆ』をさっそく購入しました。
サブタイトルにもなっている「オシギッパ」とは、浅間山の北側の裾野がゆるやかにはじまるあたりのことで、コテージから近いこともあり、絵本に出てくる景色や雰囲気がコテージ周辺とよく似ています。
長い冬が終わり、まだ新緑が芽吹く前の雑木林に暖かな日差しがそそぐシーンなんて、まさに今の北軽井沢そのもの。
やっと はるになった。
まぶしい きんいろの ひのひかり。
ゆきは、どんどん とけていく。
まだ はっぱのない もりだから、
ひのひかりが、たくさん はいってくる。
かれはのつもった つちのうえ、
ぽく ぽく、ほか ほか、あたたまる。しじゅうからは、えだで くるくる まえまわり。
りすの きょうだいは、かくれんぼ。
かけすの こえが さわがしい。
もりのなかに、おいしいものは あるのかな。『森のはる なつ あき ふゆ』より
![](https://www.walden-karuizawa.com/wp-content/uploads/2019/04/DSC02971.jpg)
作者は生前、北軽井沢にお住まいだったそうで、絵本から北軽井沢の雰囲気がとてもよく伝わってきますね。
梅雨時期にコテージ周辺を散歩するとよく見かけるキノコたちも同じ。
貸別荘の本棚に置いておきますので、ご滞在の際はぜひお手にとってご覧くださいませ。